7月7日から10日まで東京ビッグサイトで開催された「東京国際ブックフェア」へ行って来た。出版の未来を肌で感じることが出来たと思う。
「国際電子出版EXPO」が同時開催だったんだけど、電子出版の分野に新しい市場としての活気を感じた。例えばスマートフォンで本が読めるんだけど、これがなかなか良く出来ている。iPadみたいなタッチパネルで、ページをめくったり画面を大きくしたり・・近い将来、書籍や雑誌はスマートフォンで読むのが主流になるんだろうな。紙を使わないのでエコ、購入価格が安い、かさばらない、持ち運びがラク・・ちょっと考えただけでもメリットはたくさんある。
とは言え、紙で読む本に魅力を感じる部分も多い。全体のうちどれぐらい読んだのかをダイレクトに感じられたり、印象に残ったところに赤線が引けたり、手に持った際の質感が好きだったり・・まあ、そんなものなんだけどね。
ちょっと寂しさは感じるけど、電子出版への移行を受け入れざるを得ないのかな。
とにかくこれからは、紙媒体だけにとらわれずにいることが大切だと思いました。