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雪村うちわ・圷総子さんと、常陸太田の人間力

常陸太田市(茨城県)の観光パンフレットのお仕事で、同市内の素敵な人たちを取材させていただきました。皆さん本当に良い人ばかりで、街を支えているのは、こういった人たちの「人間力」なんだろうと、改めて感じました。

 

わたくし(左のあやしいひげの男)といっしょに写真を撮らせていただいたのは、雪村(せっそん)うちわを作っていらっしゃる桝儀団扇店(ますぎうちわてん)の圷総子(あくつふさこ)さん。90歳になられたそうですが、本当にお元気でびっくり!現在も年間1,000本ほどを製作されているそうです。

 

雪村うちわは室町時代の天正年間、常陸太田の耕山寺に暮らしていた雪村(画人・禅僧)が始めたという歴史ある伝統工芸。天下の副将軍・水戸光圀公も愛用していました。うちわの骨にはマダケ、紙は西ノ内和紙を使用し、雪村ゆかりの水墨画が描かれています。現在の図柄は雪田(圷さんのご主人)の作です。

 

 

【この日、取材させていただいた皆さま、ありがとうございます!】

雪村うちわの圷総子さん

常陸太田市地域おこし協力隊の石川明紗さん、笹川貴吏子さん

木の里農園の布施大樹さん・美木さん

そば工房の岡崎優美子さん、桑原裕子さん

 

文化メディアワークスの石田麻純さん、写真ありがとね。